~ 人類学者の徒然なる詩考と猛想 ~

「チベット・イメージ」特集 ~最近撮った写真から~ [LHASA・TIBET]

最近、写真を撮ることが少なくなってしまった。 が、

今日は、その少ない中から選んでアップすることにする。

 

 

 

 

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1

論文書きの邪魔をしにくるシロ

 

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2

ポタラ上空を飛ぶ雲。

冬の雲なのである。

 

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3

小どんぶりに山盛りのヨーグルト。

光っているのは、たっぷりかけられた白砂糖。

 

ゴンパ(僧院)での「接待」では、

チベットの伝統的な贅沢食品ヨーグルトを出されることが多い。

 

残すわけにもいかないので全部食べきる。 

苦行であること間違いなし!(笑)

 

4

ジョカン寺裏・チャンバラカンにて。

 

一角(1.3日本円ぐらい)の紙幣を指にはさむ、

そのはさみ方が、微妙にこなれた感じのするチベット弁才天

トルコ石をたくさん飾った冠をかぶっていらっしゃるのに・・。

 

琵琶弾きて 妙音奏で 青緑

輝く手元は 一角か

 

5

中国・チベットでは「冬虫夏草」が大人気!

そのブームにのって、聖都ラサにも、商店街にウ○コちゃんみたいな巨大フィギュアが出現。

現代アート」として鑑賞するのも、ちょっと無理があろう・・。

汚いので、さっさと撤去して欲しい。

 

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6

現地手配会社Tibet Kaze Travelの忘年会にて。

<火鍋→カラオケ→ディスコ>、というのが、ラサ都会人の夜の娯楽のパターンである。

この夜は、英語ガイドのゲンツェンが燃えた!(奥の縞模様がゲンツェン。)

彼は、恰幅のよい体つきをしているのだが、

インドミュージックの「ディスコ・タイム」では、

アルコール影響下の彼は、憑依されたように乱舞していた。

インドの神様が降りてくるんじゃないかと思った。

 

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7

カラオケ・ディスコからの帰りが遅くなり、午前一時ごろの無人バルコル。

昼間の喧騒が無くなると、別世界になる。

 

バルコルの 夜は耳鳴り 祈祷声 

 

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8

チベットの某ゴンパにて。

チベット民族は、確実に「笑顔-力」がある。

 

普段は、見知らぬチベット人の笑顔など全く撮らないのだが、

この数日は、旅行中のせいかテンションがあがってしまい、撮りまくり。

そして・・、

 

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9

このカムの尼さん、とっても美人だった・・。

 

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91

中央チベット、<地獄世界>と言われる巡礼洞窟へ入り込む。

上の写真はその「地獄」から脱出するところである。

だから人類学はやめられない(笑)。

 

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92

洞窟探検はきつい。近くにある聖水を飲み、休憩。

女神ドルジェパモ(金剛牝豚)のお尿、らしい。

 

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94

シルエットのシロ。 

彼女は、チベットの吉祥文様を背負う、日本食好きの<チベット猫>なのである。

 

Daisuke Murakami

 

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3月、チベット語ビギナー講座が開講されます!

 

チベット語講座は、東京で二回、大阪で一回あります。

計三回、どれも同じ内容となります。限られた時間の講座のため(4時間)、

チベット語をマスターするため、というよりも、チベット語の世界を堪能していただくのが主目的になります。

詳しくはこちらをご覧ください。大阪のご案内はこちらです。

 

東京本社に問い合わせたところ、まだまだ空席があるようです!

みなさんのご参加をお待ちしています。

 

1月25日

(ラサの)天気: ほぼ快晴

(ラサの)気温: -5~10度 (ほんの少しですが、暖かくなってきました)

(ラサでの)服装: 昼間は厚手のフリース、ダウンなど。 夜は、ダウン、コートなど。

晴れの日は日差しがとてもきつくなるので、日焼け対策は必須。空気は非常に乾燥しています。

この季節、雨は降ることは少ないですが、雨具は念のため持ってきたほうがいいでしょう。